足場材はサイズが決まっており繋げていくことでサイズを調整可能です。高さも変えられます。そのためまず希望とする「やぐら」のサイズを明確にすることが大切です。全体の高さ、ステージ部分の広さと高さ、階段の有無など。サイズは縦方向は45cm間隔、横方向は30cm間隔でサイズの調整し適した足場材を選定できます。
信和Aタイプ支柱 | 支柱は縦方向に使用する部材。サイズは3.6m、2.7m、1.8m、0.9mなどがあります。支柱には45cm間隔で受けがありこれをコマと呼びます。コマには手すりやブラケット部材のクサビ部分をはめ込みハンマーで叩いて緊結します。 |
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信和Aタイプ手摺(てすり) | 手摺は横方向に使用する部材で支柱と支柱をつなぐ役割を果たします。手摺部材の役割としては踏板を取り付ける梁の役割。そしてステージ部分の上に位置する落下防止の柵としての役割もあります。やぐらの場合は両方の用途で使用します。手摺は1.8mを基本に30cm短いサイズがあります。1.5m、1.2m、0.9m、0.6m等です。横方向に1.8m以上に広げる場合は支柱を立ててまた手摺を使用することでつないでいきます。 |
信和Aタイプのブラケット | やぐらではあまり使いませんが、階段を使用する場合使用することもあります。手摺に斜材を付加したような形状で支柱と支柱をつなぐ用途で使用します。 |
信和Aタイプ踏板 | やぐらのステージ部分に使用する部材。これで床を作ります。やぐらの場合横方向にある手摺に踏板のフックを引っ掛ける形で組み立てます。なお、踏板は金網状になっています。 |
信和Aタイプ固定ジャッキ | 支柱は、簡単にいうと鉄パイプなどでこのままだと地面に刺さってしまいます。そこで地面と接する部分に使用するのが固定ジャッキ。支柱の下に差し込む形で組み立て、ねじ状の構造により高さ調整をします。この高さ調整機能で全体を水平になるように組み立てます。 |
信和Aタイプ筋交 | 手摺で組み合わせた支柱と支柱に斜めに取り付ける部材が筋交です。やぐら全体の変形や揺れを防ぐ役割を果たします。 |
やぐらでもステージ部分のサイズ1.8m×1.8mで高さが0.9m程度の簡易的なものであれば女性でも3名程度いれば十分に組み立てが可能です。部材点数も少ないため特に難しいところはありません。足場材を使った低床タイプのやぐらを販売する足場繁売.comでは、幼稚園の保育士の方からの問い合わせも多いとの事。
一般的に需要が多いのは高さ2m程度、ステージサイズ1.8m×1.8m程度で階段付きのもの。これでも特段難しいことはないが、高さがあるのでは組み立ては男性2~3人で十分組み立て可能。クサビ式足場材は部材単体では重い部材でも10kg以下と軽量なので男性の腕力であれば容易に組み立て作業が行えます。
ステージサイズが3.6m×3.6mで2階建てタイプのやぐらもあり。この場合高さも3.6m以上になるので男性は4、5人。足場施工の有資格者も必要になります。
足場繁売.comでは、信和製Aタイプ、Bタイプをはじめ、メッシュシートやクランプ、ジャッキキャスターなど現場で使用する足場部材及び関連商品を多数販売しています。また、イラスト入りで分かりやすいセット商品も多数用意。1棟分、3層5スパン、ローリングタワー、やぐら組などなど